現代戦国時代
手に凄まじい痺れが残っている。
 
やはり、雷神はかなりのパワーの持ち主だ。
 
「ははははっ!!命を摘み取ってやろう。この斧でな!!」
 
目の前にいる雷神が死神に見えてならない。
 
次の瞬間、慶次と俺は本能的に一歩引いていた。
 
ボグッ!!
 
雷神の斧が空振りして、地面に埋まりこむ。
 
その跡地は、まるで鉄球がめりこんだようになっていた。
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