現代戦国時代
頭に当たった一撃――
 
脳震盪くらいは起こしているはずだ。
 
俺は槍に最大の力を込め、突きを放った。
 
ザクッ!!
 
確かな手応え。
 
「幸村、逃げろ!!」
 
俺はあまっちょろくも油断を見せてしまった。
 
相手が最大の闇であることも忘れて……
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