現代戦国時代
強い。
 
あんなに俺と慶次が苦戦した相手をこんなにもあっさり倒すとは……
 
「お前……めちゃくちゃ強いな……」
 
慶次は目を真ん丸にして、望月の体をじろじろ見ている。
 
「ふふ……二人にも資質はあるさ。ただ、今はそれどころではない」
 
ふと気が付くと、倒れた雷神が黒い影となって土に溶けていっている。
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