現代戦国時代

来る波

俺もこのまま寝転がっている場合ではない。
 
闇雲の進軍を源内に伝えなければならない。
 
槍を地面について立ち上がり、俺は慶次を見た。
 
「慶次、俺と一緒に来てくれ」
 
「一緒にか!?」
 
慶次の目はキラキラしている。
 
これで晴れて慶次も、打倒闇雲の一員だ。
 
俺と慶次は急いで、源内の店にむかった。
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