現代戦国時代
ザッザッ……
 
草が高くなってきて、ついに俺達の視界はさえぎられてしまった。
 
「みんな!!はぐれるなよ?」
 
「了解」
 
先頭を歩く源内の背を見ながら、俺は歩き続けた。
 
この先は果たして、どうなっているのか?
 
期待と不安が入り交じる。 

そして、俺達は、草むらを抜け出し、ついに闇の地に足を踏み入れた。
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