現代戦国時代
阿修羅の凄まじい力の前に、俺と慶次の体は硬直しかけていた。
 
真っ二つになった慶次の武器。
 
残されたのは、俺の槍だけだ。
 
「さあ、どうする?この刀を前に……」
 
阿修羅が、ジリジリと近づいてくる。
 
俺は迷っていた。
 
このまま戦い続けることが最善の策なのかどうか…
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