現代戦国時代
ドンッ!!
 
その瞬間、俺は槍を突き刺していた。
 
慶次と阿修羅を一気に貫いた槍の先からは、どちらのかはわからない血がひたひたと垂れ落ちている。
 
「おっ……おのれ……」
 
阿修羅は白目を剥き、そのまま黒い固まりとなって地面に落ちる。
 
そして、慶次は……
 
ゆっくりゆっくり淡い光に包まれていった。
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