現代戦国時代
床に膝をつき、俺は堅い床を何度も殴り付けた。
 
慶次を眠りから起こすようにして……
 
ダーンッ!!
 
その時、銃声とともに何かが倒れる音が耳に届いた。 

どうやら、あちらも決着がついたようだ。
 
顔をあげると、そこには銃を構える孫市と倒れ伏した風神の姿があった。
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