現代戦国時代
ザッザッ……
 
その時だった。
 
目の前の階段の彼方から、足音が聞こえてきたのは……
 
「やっぱ、ただでは通してくれないみたいだな?」
 
一斉に武器を構える俺達。 

孫市は、すでに階段の向こうに照準を合わせている。 

「一発で決めてやる……わざわざ正面からやりあうことはない……」
< 524 / 773 >

この作品をシェア

pagetop