現代戦国時代
カキン!!
 
金属音が頭上から聞こえてきた。
 
それに合わせて、床を蹴るような音まで。
 
「戦ってる……?」
 
「望月だ!!」
 
俺は胸騒ぎがして、無意識の内に階段を駆け上がっていた。
 
「おい!!幸村!」
 
源内は制止にかかったが、俺はそれを振り切って、四階に飛び込んだ――
< 563 / 773 >

この作品をシェア

pagetop