現代戦国時代
「真田幸村よ。鬼を倒す力……お前にあるかな?」
 
右手を高くかかげ、左手を引いて構える。
 
黒龍の構えからは、油断も隙も感じられない。
 
「はは……さぁな」
 
しかし、不思議なことに俺に恐れは無かった。
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