現代戦国時代
ズバッ!!
 
なんとか身をひるがえしてみたものの、白虎のようには行かなかった。
 
腹の皮一枚を持っていかれた。
 
「くっ……」
 
「さあ?どうだ……少しは恐怖を覚えたか?」
 
黒龍の小太刀からポツポツと血が滴れ落ちている。
 
まだ、奴は本気ではないはずだ。
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