現代戦国時代
ザクッ!!
 
俺の突き出した槍が、黒龍の胸を貫いた。
 
「な……なぜだ……この鎧をなぜ貫ける……」
 
「お前は高いところから落ちてきたんだぜ?……その加速にあわせてさっきの鎧の穴を突いてやったのさ」 

唯一の光明だった。
 
ゆっくり崩れ落ちていく黒龍。
 
俺の死闘は……
 
ようやく…………
 
終っ…
< 600 / 773 >

この作品をシェア

pagetop