現代戦国時代
シュンッ!!
 
「ぐわっ!!」
 
望月の足を何かが直撃した。
 
「また分銅かよ!?まさか、煙の中から当てたって言うのか?」
 
「げほ……煙なんてきついことするねえ……」
 
真っ白な鎧を着た白虎が、ゆっくりと煙の中から現われたのはちょうどその時だった。
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