現代戦国時代
「言ってくれるね?」
 
俺は、少し苛ついている感じで答えた。
 
「事実を述べたまでさ。さあ、どうする?」
 
答えは一つしかない――
 
富吉も、その答えを待っているに違いない。
 
「わかった。それで条件ってのは何?」
 
「簡単なことさ……」
 
こうして、俺は富吉の条件を受け入れ、復活することになった。
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