現代戦国時代
「ぬ……?」
 
覇王は何かに気付き、眉をぴくりと動かす。
 
俺は自然と覇王の視線の先をたどっていた。
 
「よう……覇王。久しぶりじゃねえか?」
 
「ゆっ……幸村!?」
 
そこには、幸村が立っていた。
 
両足でしっかりと立ち、覇王を睨み付けている。
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