現代戦国時代
富吉の声に、覇王は頭を抱えながら反応する。
 
「富吉……か。私はいったい何をしていたんだ?」
 
正気を取り戻した覇王は、先ほどとは違い、ちゃんとこちらの話に応答してくれている。
 
「ここはお前の理想空間だ。現代戦国時代という名のな」
 
「現代戦国時代……なぜだ?なぜ、このゲームが完成しているんだ?」
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