現代戦国時代
「見てみろ、目の前の頼もしい戦士を。こいつらに任せれば大丈夫さ」
 
富吉の目は、まさしく俺達を見ている。
 
最後の最後で、凄まじい展開になってしまった。
 
「それに……彼もいるよ」 

富吉がそう言ったあと、幸村の体が光が放たれ始めた。
 
柔らかな光が体を包み込む。
 
その光はやがて、幸村の体を離れ、球体となってふわふわ浮かび始めた。
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