現代戦国時代
「幸村……なのか?」
 
たどたどしい口調の隆盛がおかしく見える。
 
「当たり前だろ……幸村、よく帰ってきたな?」
 
源内は、安心したのか、パタッとその場に腰を下ろしてしまった。
 
「ゆっくり休んでな、源内。あとは俺と隆盛に任せろ」
 
俺は、覇王と由馬を見た。 

体は無かったが、二人のことは中空から見ていた。
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