現代戦国時代
ちらりと俺と目が合った成宮。
 
望月を名乗っていた成宮。 

何も言わずに視線を逸らし、成宮は教室の窓から外を見ている。
 
ガラッ!!
 
教室の教卓側のドアが開き、担任が入ってきた。
 
「とりあえず、また後で」 

俺は話を切り上げ、自分の席に座った。
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