再会 ~先生×教え子 秘密の恋愛~
とりあえず指示されたことは、「会議室で待っていろ」とのこと。
うんうん、知ってるよ。
校長室を出て左に曲がったとこだよね。
校長室を出ると逆に入ろうとしていた、アタシよりも背の高い男の人にぶつかってしまった。
「す、すいません・・・・・・。」
慌てて頭をペコペコ下げた。
ひ~、いきなり知らない人にぶつかっちゃったよ。
「あ、わりぃな。」
・・・・・・え?
どこかで聞いたことのある懐かしい声。
恐る恐る顔を上げると、そこには―――
「あ?・・・・・・誰だっけ?」
アタシ教師を目指したきっかけの人が首を傾げていた。