ヤンキーの恋~少年編~
そして何度か電話している内になんとなく話も、たまにだが盛り上がるようになってきた
(椿ちゃんと話してるとなんか楽しいな)

と無意識に思うようになっていた俺がいた。
電話する事が日課になってきていた。

毎日でも声が聞きたいと思った。

プリクラも毎日眺めていた

毎日電話していれば

携帯電話の料金も自然の原理で跳ね上がった
お金では買えない気持ちがそこにはあった。
(もしかして俺、椿ちゃんの事好きなのか?それとも鈴村との件の同情かなのか?)

ヤンキーねえちゃん達と遊んでもこんな気持ちはなかったと思う
鈍感な俺でもさすがにやっと気付いた、私は椿ちゃんに惹かれてると!!

伝えたくても伝わりきらない切ない恋の始まりだった。

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