ヤンキーの恋~少年編~
「じゃあシンナーパーティーしよ♪」と陽子

「はっ?ここで?」といきなりの申し出に困惑する俺

こんな寂れた場所で、女の子と2人でシンナーパーティーをする事になるなんて…

まぁ俺もシンナーは大好きな訳で渋々OKを出した。俺はただシンナーが吸えるだけでいいやという感じで下心はない!

「じゃあ私のネタ分けてあげるね」

「おうよ!サンキュー」
吸い始めると2人とも何を喋る訳でもなく、息を吸い込み吐きだす音だけが繰り返され、時間だけが静かに過ぎ去っていく。体がフワフワしてきた頃やっとお互い喋りだしたが、内容は飛び飛びだ。

暫くして夜が明けそうな雰囲気がしてきた。さすがに朝になれば犬の散歩等の市民に通報されてしまう!
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