ヤンキーの恋～少年編～

正直迷った。(遊びたいけどヤンキーな先輩とかいたら怖いやん)と思ったが遊んでしまった。

そこからいろいろな悪さを覚えヤンキー化していった。

不登校だった私は、いきなりヤンキー化して学校に顔を出すようになっていた。

明らか以前とみんなの見る目が変わっていた。

俺も俊介の様にチヤホヤされているではないか。
(恐るべしヤンキーパワー)と思った。

毎日、給食の時間くらいから登校するような生活だった。でも担任は喜んでいたような気がする。全く登校する気配のない生徒がくる様になったからだ。

私のいたクラスは学年で一番問題が多いクラスだったと思う。完全な不登校の子もいた。今でも一回も会った記憶がない。個性が強すぎる生徒が多数いた。

担任は絵に描いた様な熱血先生だった。金八先生を彷彿とさせていて生徒からは「絶対意識してる」と陰ながら言われていた。