ヤンキーの恋~少年編~
「信ちゃん…今好きな人がいるんでしょ~」

「なっ!……」

「いいよ隠さなくても、知ってるから!」

(なんで知ってる?どうなってるんだ?誰か俺の恋を邪魔してるのか?)

「八橋君の彼女の後輩なの私」

(はぁ…八橋先輩かそこはノーマークだったな…八橋先輩にもいろいろ仕事中に相談したし、筒抜けかぁ)

「知ってるなら、そういう事だから」と切ろう切ろうとする俺に陽子は言った。
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