ヤンキーの恋~少年編~
「俺は浮気もするぜ」


「しかもヤリチンだぜ」

我ながら鬼だ!これだけ好意を持ってくれてる子に二番だの浮気するだのヤリチンだの
……

……………

………………

沈黙が続く。

俺は煙草を吹かしながら陽子の反応を待つ。


なんか可哀相だが仕方がない陽子の事を一番に思ってくれる奴をみつけてくれ!今陽子と付き合えば椿ちゃんが遠くなるし、もしも椿ちゃんに告白してOKだったら、二股とか俺にはできないそんなに器用じゃない。俊助は別だが。


「…ダーリン…」


「ダーリン……」


「ダーリン………」


ブツブツと小さな声で繰り返し呟く陽子


と急に陽子が立ち上がり涙を拭いた。諦めてくれたか!

「ねぇ…ダーリンキスして」

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