ヤンキーの恋~少年編~
とりあえず無事は確認できたが、詳しい内容は聞けなかった。


陽子に隣りで複雑な心境なのか、おかしな顔をしして頬を膨らませながら早く電話を切ってといわんばかりに見つめられていたからだ!


そりゃそうだ!


ついこの間まで、片思いしていた娘の為に朝まで駆けずり回り…早く帰ってきてとも言いづらい状況で寂しく一人で朝まで待っていたのだから


……


さらに空気が重くなる


空気に耐えられない俺はタバコを取り出して火をつけてごまかした。


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