ヤンキーの恋~少年編~
俺はいつ陽子から連絡がきてもいいように携帯を気にしながら幻覚待ちだ!


その時、頭の中で歯医者さんの歯を削る時の様なドリル音が響いた。大体こんな流れで徐々に飛んでいく。


それから目の前には有り得ない光景が広がり出していた。不思議なもので夢の様に覚めたら忘れてしまうものでもなく、内容はしっかり覚えている。


内容はどうでもいい!


俺の横ねの携帯がなっている。


(陽子か?)


着信 椿ちゃん


!!!!!

!!!!!!!

俺からかける事ばっかりで、椿ちゃんからかけてくるなんて珍しい

なんて思いながらヨレた雰囲気を無くし電話に出た。自分ではシラフになったつもりだった…
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