大好きの言葉
そして、学校の終わりを告げるチャイムが鳴った。
『じゃぁ、そろそろかえろっか。』
『うん★』
2人は一緒に帰るんカナ?
って事は優樹一人………
さみしっ!
『優樹菜、今日な、大地と帰るカラ一緒に帰れへん。ごめん。』
やっぱり。
『全然いいで!』
『本当にごめん。ぢゃぁ』
『バイバイ』
大地君と恵美は行ってしまった。
取り残された…………
優樹と玉ちゃん。
どぉしよ。
『優樹菜?俺等も一緒に帰る?』
空気を読んでくれたのか、玉ちゃんはそういった。
『うん、そぉやな。』
それから家までおくってもらった。
家に入ってからも、玉ちゃんを見ていた。
???あれっ???
玉ちゃん、真逆の方に行った?
玉ちゃん、
優樹の為にわざわざ遠回りしてくれたんだね。
誰にも見えないところでも、やさいんだね。
そんな、君が大好きです。