【短】幼なじみ。
2章
嫉妬
―翌日。
「行ってきまーす!」
いつもどおり私は家を出た。
今日は晴れ。
晴れた日はなぜか嬉しくなる。
「優奈!おはよっ!!」
背中をポンッと叩いてきたのは
雄ちゃん。
「雄ちゃん!おはよう!!」
「朝から元気だなぁ・・・。学校、一緒に行かない??」
2日連続雄ちゃんからのお誘い。
もちろん断るわけがない。
「うん!!いいよ!!」
私は笑って言う。