初恋はみのる!?

「ちょっ、抑えろ!霧也!!」


ヒソっと昇が耳打ちした。


「無理。もー無理。限界!」


だってもう無理だろ。



めっちゃ頭にきてるけど
なぜかヒソヒソ声。


「なぁ、昇。」

「ん?」


なんとか怒りがおさまった俺は疑問に思ったことを聞いた。


「由愛ってモテんの?」

「はぁ!?今更?」

「は?」

「由愛ちゃんは学年1のモテ仔じゃん?」

「いやいや、知らねぇから。」


確かに。


由愛は可愛いし、由愛以上の奴なんていないと思うけど…




まさかそこまでとは…





< 112 / 122 >

この作品をシェア

pagetop