初恋はみのる!?
「まぁ、これで霧也と由愛ちゃんを近づけるって作戦は成功なわけだ。」
昇がボソっと呟いた。
「なんか言ったか?」
「い、いやぁ??なんにも??」
「そっか。」
心の中ですんごい喜んでる自分がいる。
でも問題は…
どういう用件で送るかだな。
「“夏祭り楽しかったな”みたいに軽い文でいんじゃね??」
「なぁ…昇。
俺ってそんなわかりやすい?」
「うん。とっても♪」
ズーン…。
でもまぁ、アイディアをくれた昇には感謝。
今日の夜にでも送ってみっか。