今日から私はお姫様
ああ、今日も行かなきゃ…。
私が重い腰を上げようとしたその時、前の席にアオくんが座った。

「あ…アオくん?」

「…来てやったぞ。」

アオくんは憮然と私に言う。
手にはお弁当。これって、つまり…。

「助けてくれるの?」

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