今日から私はお姫様
アオくんがよろよろと立ち上がった。
私はそれを必死に支える。

「別に俺が奈緒のために殴られるのは構わない。だって…。」

アオくんは支えていた私の顎を持つと、いきなりキスをした。

あまりに唐突なことで、私も若王子さんも言葉も出せない。

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