今日から私はお姫様
「…私に似てる…。」

「奈緒そっくりだな…。」

遠くから見ても、若王子さんの隣の女性は私に似ていた。

背格好も、顔も私に似てる。そりゃ少しは違うのだけど…全体的に似てるんだよ。

私達は若王子さん達をじっと見つめていた。

アオくんが私の手をとり、「追うぞ。」と言った時、やっと我に返ったのだった。

< 143 / 281 >

この作品をシェア

pagetop