今日から私はお姫様
お姫様の号泣
近づく私達に若王子さんが気付いたのは、若王子さんが私に似た女の人に手を握られた時だった。
私達の姿を見るなり、若王子さんは手を離し、言い訳するように私に取り繕う。
「違うんだ、奈緒!」
「いや…。別に…。」
私達の姿を見るなり、若王子さんは手を離し、言い訳するように私に取り繕う。
「違うんだ、奈緒!」
「いや…。別に…。」