今日から私はお姫様
「ひどいよねえ、そんなの。」



私が呟くと同時に、街中にも関わらずアオくんが私を抱き締めてくれた。

人目なんて気にする余裕は無かった。

私はアオくんに抱き締められたまま、声をあげて泣いたのだった。

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