今日から私はお姫様
だんだんとイラついてきた。
だって若王子さん、言い訳ばっかりじゃない。

私がイライラしてるのを察したのか、若王子さんは急に声のトーンを落として、話し始めた。

「果さんは…俺の義理の姉なんだ。」

「…お姉さん?」

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