今日から私はお姫様
果さんは意味ありげに微笑むと、不意に私に近付き、私の体に絡み付くように密着してきた。

「一貴さあ…私の代わりに奈緒ちゃんを彼女にしたんじゃないかな?」

突然言われたその言葉に、私ははっと顔をこわ張らせた。

若王子さんも青白い顔で私達を見てる。

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