今日から私はお姫様
「その子ね、私にひどいこと言ったの。
ちょっと冗談でからかっただけなのに。

そしたらいきなり怒りだして叩いてきたのよ。」

「なんてからかったんですか?」

「え?私が一貴を今後も…。」

果さんが言い終わる前に、私は咄嗟に若王子さんの耳をふさいだ。

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