今日から私はお姫様
待機場所に着くと、若王子さんが爽やかな笑顔で近付いてきた。
「奈緒、変えるなら今だぞ?」
「えっ…あの…。」
「こんなやつと走ることない。そうだろ?」
「黙ってろよ、奈緒は俺と走るって決めたんだから。
負け惜しみも大概にしろよ。」
「奈緒、変えるなら今だぞ?」
「えっ…あの…。」
「こんなやつと走ることない。そうだろ?」
「黙ってろよ、奈緒は俺と走るって決めたんだから。
負け惜しみも大概にしろよ。」