今日から私はお姫様
足を紐でがっちり結んで、私達は走る順番を待った。

前で走ってる人達はとても仲良さそうで、二人三脚の伝統の信憑性を物語っていた。

そしてついに私達が走る番がきた。

「まあ、ゆっくり行こうか。」

「うん…。」

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