今日から私はお姫様
私がほっとしていると、ふっと体が宙に浮いた。

「……え。」

若王子さんが私をお姫様抱っこしてるんだ。

周りの目も気にせず、若王子さんは私をどこかに運んで行く。

「ちょっ…若王子先輩!」

私の制止も無視して、若王子さんは放送室に入った。

< 60 / 281 >

この作品をシェア

pagetop