今日から私はお姫様
こうなったら仕方ない。やっぱり心を鬼にして言わなきゃ。

私は若王子さんの腕から逃れ、しっかりと若王子さんの目を見据えて言った。

「若王子先輩!私、誠実な人がいいんです!」

「……ん?」

「すっ…すぐキスしたり…そんな…軽い人は…その…きら…い…です…。」

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