今日から私はお姫様
アオくんと学校で一緒なんて滅多に無いからなあ。なんか新鮮…

「奈緒?」

不意に呼び止められ、振り向くとそこには若王子さんが立っていた。

被服室があるのは3年生の教室がある2階。会ったとしてもおかしくはないよね。

一応声を掛けられたわけだし、私は会釈した。

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