MAMα13
光と音
『もしかして…』
それが怖くて
いつも1つの場所から中々動けない時があった
生理がこなくなって少しの月日がたった頃、私は一人で近所の川の花火大会の様子を家の2階ベランダから眺めていた。
ドーーーーン
ドーーーーーーーーーーン
目もくらむほどの華火(かび)な輝きと大きく鳴り響く音
ドーーーーーーーン
ドーーーーン
…
心の中で毎日逃げ道探すのに必死になっていた
中1でまだ出来上がった体じゃないし…
生理不純だってあってもおかしくないよ…
全然大丈夫…。
…
(助けて…)
それが怖くて
いつも1つの場所から中々動けない時があった
生理がこなくなって少しの月日がたった頃、私は一人で近所の川の花火大会の様子を家の2階ベランダから眺めていた。
ドーーーーン
ドーーーーーーーーーーン
目もくらむほどの華火(かび)な輝きと大きく鳴り響く音
ドーーーーーーーン
ドーーーーン
…
心の中で毎日逃げ道探すのに必死になっていた
中1でまだ出来上がった体じゃないし…
生理不純だってあってもおかしくないよ…
全然大丈夫…。
…
(助けて…)