先生は19歳
「駅まで送ってってやるから乗れよ」


そう言うと、彼はチャリの荷台を指した。


私は素直に従った。







何分たったのだろうか。


彼が急に口を開いた。



「なんかあったかいもん飲まない?」



そのまま私たちは小さな公園の脇にチャリを止めた。
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