先生は19歳
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「あのとき、ずっと一緒だよって言ったじゃん!」
「・・・。」
「あれも嘘だったの・・・?」
「ゴメン・・・」
「じゃあ何?俺一人が浮かれてただけなの?」
「・・・。」
「別れるんなら・・・最初から付き合うなんて言うなよ・・・」
そう言って震える肩を支えることもできなかった。
彼の悲しそうな横顔が今も頭から離れない。
たいして好きでもないのに付き合って傷つけた、15の冬。
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もうこんなことは繰り返したくない・・・