先生は19歳
私はこの日、北村君が放課後、一人でジュースを買いに行ったのを見て、彼の後を追った。


いつもの自販機の前に彼はいた。



「あのっっ!!」


カップに口をつけたまま、彼がこちらを振り向く。


その時に感じた鼓動を、私は恋だと信じたい。



「あの・・・話が・・・」

「あぁ、うん・・・・考えてくれたの?」

「うん・・・」

「・・・・付き合ってくれるの?」

「・・・・・」

「・・・・・」

「・・・うん」








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