先生は19歳
私は俊に別れを切り出すつもりだった。



嫌いじゃない。傷つけてしまうかもしれない。




でも、自分に正直にいたかった。







「あのさ・・・俊・・・」


「ん?」


私の様子に気づいた俊は、私のほうに向き合った。



「私・・・」
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